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私たちは安心・安全を徹底し、住みよい社会を目指します。
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株式会社大野信号設備工業
〒273-0134
千葉県鎌ケ谷市西佐津間1丁目7番地29号
TEL.047-445-0603
FAX.047-445-1628
1.交通信号機の設置工事
2.とび・土木工事業
3.産業廃棄物の収集運搬業
4.上記各号に付帯する一切の業務
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千葉県知事許可(特定)第3239号
電気工事業
千葉県知事許可(一般)第3239号
とび・土木工事業
千葉県知事許可 第01200178218号
産業廃棄物収集運搬業許可

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令和5年度5月安全スローガン
2023-05-10
高所作業車の特性を知ろう
~令和4年度5月安全スローガン~
高所作業車の特性を知ろう』

 高所作業車とは文字通り高い場所で作業する際に
使用する建設車両で、当社の工事にはかかせない存在です。
 しっかり点検、確認をし安全に使えるようにしましょう。

◎高所作業車の始業点検
〇静止点検
 まず車両に乗る前に、損傷、ガタ、油漏れは
ないか、取り付け状態に異常はないか等、
車体周辺をチェックしていきます。

 点検ポイント
 ・ジャッキ
 ・下部操作装置
 ・ブーム
 ・バケット
 ・上部操作装置
 ・バケット平衡取り装置
   (2個の調整バルブが完全に閉じられているか確認。
    完全に閉じられていないとバケットが傾き、非常に危険!)
 
〇作業点検
 実際に各部を操作し、正しく作動するか、
正しく停止するかを点検します。
 この時、車両はできるだけ周囲に障害物のない
水平堅土上にセットし、必ずバケットは無負荷で
操作する。
 
 点検ポイント
 ・PTO(Power Take Off)レバー
 ・ジャッキ
 ・ブーム
 ・バケット
 ・安全装置

  PTOレバー
  レバーの切り替え具合、異音の有無を確認
  ジャッキ・ブーム・バケット
  レバー操作に合わせ、作動、停止がスムーズに
  行えるか確認
   ・レバーの動きは良いか
   ・確実に中立位置に戻るか
   ・引っかかりはないか
   ・ガタや遊びが多くないか
  安全装置
  インターロック装置、非常用ポンプ装置、
  停止スイッチ、作業範囲規制装置などの
  安全装置の仕組みを理解し、作業を行う。

 ◎高所作業車の取扱い注意事項
 〇軟弱地盤などでの注意
  ・路肩や水分を多く含んだ軟弱な地盤にジャッキ
   を張って作業する場合、荷重が多くかかった
   ジャッキが沈んで転倒するケースがあるので
   注意する。
  ・軟弱な地盤では、ジャッキが沈まないように
   適切な措置を講じる。
  ・マンホールや側溝のふたの上に直接ジャッキを
   セットしない。
   (割れる危険がある) 
 〇安全帯の使用 
  ・バケットへの搭乗者は安全帯、保護帽を正しく
   身に着ける。
  ・構造規格に適合したものを使用し、変形、損傷
        したものは使わない。
  ・搭乗したら直ちに安全帯のフックをバケットの
        フック掛けに確実にかける。
 〇作業位置付近での注意
  ・旋回・起伏操作はブームが伸びているほど動きが速く、衝撃が
  大きくなるため、作業位置付近での旋回・起伏操作は、アクセルを
  低速に切り換えてレバー操作を一本ずつ行うか、伸縮または首振り操作で
  バケットの位置決めを行う。
  
 ◎傾斜地での車両設置方法
 〇傾斜地での位置決め
  ・傾斜地では必ず前下がりに駐車する。
  ・駐車ブレーキを確実にかけ、フートブレーキを
   はずしても動かないことを確認する。
  ・輪止めは取っ手を持ち、全輪とも坂下側の
   タイヤに当たるようにセットする。
   傾斜角7度をこえる傾斜地では高所作業車を
   使うことはできない
 〇ジャッキセット
  ・傾斜地ではジャッキ自動張り出しを絶対に使わない。
    (前後順次作動機能・自動水平設置機能付きのものは除く)
  ・ジャッキセットは、必ず前ジャッキ⇒後ジャッキの順で行う。
  ・ジャッキセットをする際は、ジャッキがジャッキベースに接した時点で
  一旦止め、ジャッキベースがずれていない事を確認してから操作を続ける。
 〇車両の水平確保
  ・路面の傾斜にかかわらず、車両が水平になるようジャッキアップする。
  ・このとき、車両の前後方向の水平が確保できない場合は、
  傾斜角度3度を超えないようにする。(ただし、左右は必ず水平確保)
  ・ジャッキベースを使用して水平を確保する場合は、2枚20センチ以内が限度
  ・4本全てのジャッキに荷重がかかり、全てのタイヤが
  地切りしていることを確認する。
 〇ジャッキの格納
  ・作業が終了したらブームを完全に格納する。
  ・ジャッキの格納は、必ず後ジャッキ⇒前ジャッキの順で行う。
  ・ジャッキを格納する際は、タイヤが地面に接した時点で一旦止め、
  輪止めがタイヤに確実にかかっていることを確認してから操作を続ける。

  高所作業車の特性を正しく理解し、日々の点検、確認を大事にしていきましょう。