安全への取組み~安全スローガン~

安全スローガン

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平成31年1月度安全スローガン 

2019-01-12
 平成31年1月度安全スローガン
『ヒューマンエラーをなくして安全な現場作業
 
建設業に限らず、どんな業界でも起こりうるヒューマンエラー。
労働災害の9割以上の原因がヒューマンエラーにあるといわれています。
ヒューマンエラーとは何なのか?なぜ起きるのか?
工事で予定表がパンパンになるこの時期。
今回はヒューマンエラーについて掘り下げてみました。
 
【ヒューマンエラーの分類】
ヒューマンエラーといっても、その発生原因は様々で、大きく12に分類されます。
 ①危険軽視・慣れ ②近道・省略行動 ③場面行動本能 ④疲労 ⑤不注意 
 ⑥高齢者の心身機能低下 ⑦パニック ⑧単調作業による意識低下 
 ⑨無知・未経験・不慣れ ⑩錯覚 ⑪連絡不足 ⑫集団欠陥
 
危険軽視・慣れ

 不安全行動の代表的なもので、作業に慣れ始めた新人、または作業歴何十年

 というベテランも起こしやすくなります。慣れるにつれ「このくらいは大丈夫」

 と危険を軽視し始めます。

 また、工期が短い、生産性のみを重視、といった背景から起こり得ます。

 現場の安全衛生責任者や職長がこまめに確認し、ルールに則った作業を指導する

 必要があります。

近道・省略行動

 「こうした方が早いだろう」と、正規の手順を踏まずに作業し、労働災害に

 つながるケースです。

 時短はいいのですが、“手抜き”“やるべき手順”を飛ばし、事故に繋がっては
 元も子もありません。
 「なぜこの手順が必要なのか?」は理解しているはずですが、①と同様、経験
 のあるベテランほど油断が生じます。
場面行動本能
場面行動本能」とは、注意が一点に集中することで周りが見えず、
 本能的に行動してしまうことです。
 例えば「安全帯をつけずに高所作業中、工具を落とし咄嗟にそれを拾おう
 として落下した」などが挙げられます。
疲労
 疲労が蓄積すると、様々な能力が低下してしまいます。
 頭が働かない、体が動かないことで事故に繋がるのです。
 疲労は避けられないこと、それを踏まえ適度に休憩したり、長時間労働の緩和が
 必要です
 特に熱中症の危険のある夏場では、身体は想像以上に疲弊しています。
 体調管理は個々の責任でもありますが、職長は必ず朝礼時に各作業員の体調
 チェックと怪我などの有無を確認しましょう。
不注意
 ヒューマンエラーの代表的なものが「不注意」です。
 単純に注意散漫になることも、より多いのが作業に集中している時です。
 目前の作業に集中すればするほど、周囲が見えなくなっています。
 周囲に声を掛け合うなど、仲間に気を配るようにしましょう。
高齢者の心身機能低下
 建設業界では、労働者の3人に1人が55歳以上です。
 建設業の高年齢労働者の労働災害の中でも、特に割合が高いのは死亡災害です。
 原因の一つに、高年齢者が自身の身体機能低下の自覚が困難であることが
 挙げられます。
 全体的な筋力低下、平衡感覚、視力や記憶力、疲労回復力なども低下します。
 対策としては、心身機能低下を自覚するため「体力測定の実施」、高年齢者に
 配慮した職場環境の改善が考えられます。
 経験ある高年齢者が培ってきた技術や知識は得難いもの。
 彼らがより能力を発揮できるような環境作りは、会社の力になるでしょう
パニック
 想定外の事が起こった際、正常な判断ができなくなることを言います。
 例として「咄嗟にブレーキとアクセルを間違えて踏み込んだ」などがあります。
 対策としては、想定外の事が起きてもパニックにならないようメンタルを
 強化する、また起こりやすい災害に対して、あらかじめ手順や注意喚起を
 明示することが必要です。
単調作業による意識低下
 同じ作業を繰り返していると周囲への意識が低下し、⑤不注意にも通じますが、
 何かが起きた時に瞬時の判断が難しくなります。
 「不注意」「パニック」「単調作業による意識低下」など、人間の本能や
 意識の問題によるヒューマンエラーは、人の注意力に依存しない安全環境を
 整える必要があります
無知・未経験不慣れ
 新人に最も多いヒューマンエラーで、作業に関して知識・経験不足で起こります。
 「見て覚える」も大事ですが、しっかりと新人教育をする必要があります。
 十分コミュニケーションをとり、質問や反復練習することで技術を習得できる
 ような環境を整えることが重要です。
錯覚
 「錯覚」は認知ミス、誤認識であり、「見間違い」「聞き違い」「思い込み」
 「勘違い」も含まれます。
 職長の安全指示の伝え方と、受け取る側の工夫によって「錯覚」は大きく
 減らせるようになります。相互に確認を取り合いましょう。
連絡不足
 「連絡不足」は複数におけるコミュニケーションエラーになります。
 大きな現場になるほど関係業者が増え、全作業員に正しい指示が伝わらない
 ことで労働災害が起こりやすくなります。
 朝礼やメールなど相互に再確認し、安全指示がしっかり伝わるように徹底
 しましょう。
集団欠陥
 「集団欠陥」とは、いわゆる現場の雰囲気です。
 工期が迫っているなど、本来“安全第一”のはずが、“工期第一”になり、
 不安全行動が起こりやすくなります。
 「集団欠陥」は建設業界全体の根深い問題であり、業界全体で取り組まなくては
 なりません。
 
【ヒューマンエラーへの対策方法】
 人間はミスを起こす、という前提で
 「なぜ人間は不安全行動を起こしてしまうのか」を12分類したものが
 先述の項目です。このようなヒューマンエラーを原因とする労働災害を
 減らすにはどうしたらよいでしょうか。
 完全にミスをなくすのは難しいですが、次のような対策をすることで、
 減らすことは可能です。
 〇エラーの発生可能性を低くする
 〇エラーを防御するリスク対策
 
【エラーの発生可能性を低くする】
 フールプルーフ、フェイルセーフという概念は、ヒューマンエラーによる
 災害を防止するために重要なポイントになります。
フールプルーフ
 そもそもエラーを起こなせないようにすること
 誰が使ってもミスが起きないような設計にすること
 例]・洗濯機のフタが閉まっていないと回転しない
   ・車はブレーキを踏んでいないとエンジンがかからない
   ・電子レンジの扉が閉じていないと動かない
 
フェイルセーフ
 誤操作、故障した場合でも安全になるよう設計すること
 エラーが起きても事故に繋がらないようにすること
 例]・電気ストーブが転倒時に通電が切れる
   ・列車のデッドマン装置
   (運転士の意識喪失など異常事態時に自動的に列車を停止)
 
【エラーを防御するリスク対策】
 フールプルーフ、フェイルセーフは機械装置の安全対策ですが、では個々の
 人間ができることは何でしょう。
  ◎スキル・知識の習得
  ◎安全意識を高める
  ◎リスクの所在を知る
 つまり、これまで散々言われてきた、基本の手法です。
 朝礼での安全指示、ヒヤリハット報告・共有は、リスクの所在を知る上で
 非常に有効です。
 「指差し呼称」も意識を高め、徹底することで不安全行動の減少に役立ちます
 
 また“人はミスを起こしてしまう”という前提にたって、もし災害が起きた場合は
 その作業のPDCAサイクル(Plan計画・Do実行・Check評価・Action行動)
 を見直す必要があります。
 その災害から学び、対策を練ることが必須です。
 
 いかがでしょうか。
 ヒューマンエラーの原因12項目、誰しも経験がありそうな項目ですね。
 『ヒューマンエラーをなくそう!』とはよく言いますが、実際にこの原因を
 全従業員、完璧になくすことは正直難しいかと思います。
 “ミスありき” であらかじめ環境整備、心構え、準備をし、何か起きた
 時に被害を最小限に抑えるのが最も有効で効率的なヒューマンエラー対策
 なのかもしれません。

平成30年12月度安全スローガン 冬タイヤ

2018-12-25
 平成30年12月度安全スローガン
『タイヤの冬支度
    ~スタッドタイヤのメリット・デメリット~
 
 暖冬といわれておりましたが、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。
そうすると気にしなくてはならなくなるのが、路面の凍結です。
慣れた道でも思わぬ場所が凍結していてスリップする危険も考えられます。
安全に走行するために、前もってタイヤも冬支度をしておきましょう。
 
 スタッドレスタイヤは雪道や凍結路面でも走行ができるように作られた
タイヤです。
従来は金属鋲(スタッド)が埋め込まれたスパイクタイヤが主流でしたが、
削られたアスファルトの粉塵による公害が問題となり、1990年に規制
対象となりました。
その代替品として開発されたのがスタッドレスタイヤです。
 
【タッドレスタイヤの特徴】
 スタッドレスタイヤは、ゴムの質とトレッド(接地)面の溝がノーマルタイヤとは
 大きく異なります。
〇柔らかいゴム質(コンパウンド)
 低温でも柔軟性を保ち、雪面や凍結路面にしっかりと密着しグリップ力を発揮。
〇トレッドパターン(接地面の形状)
 雪道でしっかり雪を噛むために、トレッド面に深い溝が掘られ、それとは別に、
 トレッドブロック部分には、凍結路を走行する際の摩擦力を高めるための
 サイプと呼ばれる小さな溝が刻まれている。
 
【スタッドレスタイヤのメリット・デメリット】
〇メリット
 ・凍結路・積雪路でも走行できる
 ・チェーンのように着脱の手間がかからない
 ・チェーンに比べ耐久性が高く、チェーンより速い速度で走行できる。
〇デメリット
 ・摩耗・偏摩耗しやすい
 ・接地面との摩擦が大きいため、走行音が大きく、燃費も落ちる。
 ・乾燥路面や濡れた路面での制動距離がノーマルタイヤより長くなる。
 
【スタッドレスタイヤの選び方】
  スタッドレスタイヤはどのようなものを選べばよいのでしょうか。
 ・積雪路・凍結路の走行が多く、グリップ力を重視したい場合、
 ・乾燥路面の走行がメインで、一時的な積雪・凍結に対応したい場合など、
 それぞれに適したタイヤを選べるように、価格・性能ともに様々な種類の
 スタッドレスタイヤが販売されています。
  雪道を走るのか、アイスバーンが多いのか、乾燥路面の走行が多いのか、
 重い荷物を積むことが多いのか、使用用途、使用地域によって必要な性能を
 選ぶことが重要です。
 
【スタッドレスタイヤの注意点】
  近年スタッドレスタイヤは性能も向上しておりますが、スタッドレス
 だから安全、というわけではありません。
 乾いた路面では、ブレーキやハンドリング操作時に柔らかい溝が変形し、
 制動距離が長くなりやすく、また濡れた路面では水圧に負けて溝が変形し、
 摩擦力が低下してしまいます。
 最悪の場合には、ハイドロプレーニング現象を起こす恐れもあります。
 無理な走行はせず、安全運転を心がけましょう。
 また、トラックでは、空荷状態ではリアが軽いため、踏ん張りが効かず
 スリップしてしまうことも
 そのような場合はチェーンを併用すると、より安全に走行可能になります
 スタッドレスタイヤを装着していても、チェーンを携行しましょう
 
 スタッドレスタイヤは、雪国や気温の低くなる土地の冬の走行には必須といえます。
寒くなりきる前に装着していれば、突然の降雪にも安心して運転できます。
低温ではノーマルタイヤはゴムが固くなり、本来のグリップ性能が発揮されません
一般的に、気温が7度を下回るなら、スタッドレスタイヤが良いとされています
タイヤの状態チェック・チェーンを含め、余裕をもって準備し、いつでも安全・
安心して運転ができるように心がけましょう。
 

平成30年11月度安全スローガン ハイビーム

2018-11-14
 平成30年11月度安全スローガン
『夜間走行、ハイビームの効果と義務化』
 

《道路交通法 第52条》
1.車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう)道路にあるときは、
  政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火を
  つけなければならない。
  政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
2.車両等が、夜間(前項後段の場合を含む)他の車両等と行き違う場合、又は
  他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げる
  おそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、
  灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。

 
 立冬も過ぎ、だんだんと冬仕様になってきましたね。(それでも暖かい方ですが)
 日暮れも早まり、今月の会議の内容も毎年恒例になりつつある、
 安全運転~ライトをつけようキャンペーン~です。
 以前にも取上げた題材ですが、今後義務化される事案もありますので、
 しばらくお付き合い願います。
 ※参考過去記事⇒H28年10月H28年12月H29年10月
 
◎夜間は原則ハイビーム使用、道交法違反に注意
 これはもう、冒頭の道交法にも記載されております
 要約すると、
 “夜間はライトを点けなさい”“先行車や対向車がいるときは減光しなさい
 『原則ハイビームで走行し、状況に応じて減光⇒ロービーム』ということです。
 つまり、
  ・先行車、対向車が来てもハイビームのまま走行する
  ・常にロービームで走行する
 この2つは、違反行為に該当し、反則金の対象にもなります。
 こまめな切替えが必要になりますが、ハイビームでの照射距離は100m、
 ロービームでの照射距離は40mとされています。
 ハイビームは前方の障害物・歩行者をより早く認識できますが、
 対向車のドライバーの視認性を落とし、また蒸発現象を起こす場合もあります。
 適切に切替えることによって、より安全な運転が可能になります。
 ハンドルを握る者として“知りませんでした”は通用しません。絶対習ってます。
 十分注意を払って運転するようにしましょう。
 
 
◎オートライトの義務化
 オートライトとは、周囲の明るさをセンサーで感知し、自動でライトを
 点灯・消灯する機能です。
 国土交通省は、2020年4月以降に発売される乗用車には、標準装備として
 オートライトの搭載を義務化することを決定しました。
 昼間・停車時は手動で点灯消灯操作ができますが、夜間走行中は自動的に点灯、
 手動では消灯できなくなります。
 なお、義務化は2020年4月以降発売の新車からであり、既存の車は
 義務化対象ではありませんので、オートライトではないから車検に通らない、
 ということはありません。
 オートライトは後付けすることも可能らしいので、気になる方はつけてみるのも
 いいかもしれませんね。
 
 最後にご紹介ですが、ハイビームとロービームのモニター実験を
 JAF(日本自動車連盟)が公開していました。
 視認性の違いが分かりやすいので、お時間のある方は検索してみてください。
 JAFチャンネル
   >CH.1
   >夜間・ヘッドライト
   >「見えない!止まれない!ロービームの限界を知る」
 

平成30年10月度安全スローガン ユニック車

2018-10-01
 平成30年10月度安全スローガン
『ユニック車の危険作業を防止し、安全に作業しよう』

 

今月のテーマはユニック車(積載型トラッククレーン)です。

弊社信号工事では、車両灯器の取付や建柱工などに使用しますので、とても大切な相棒です。

そんなお役立ちなユニック車ですが、使い方によっては大変重大な事故につながることもあります。

今一度、ユニック車の危険作業を確認し、重大災害を未然に防ぎましょう。

※参考:平成30年6月スローガン…高所作業車
 
◎ユニック車の安全作業のポイント
 まずは、ユニック車の作業を安全に行うための7ポイントです。
               参考:建設廃棄物協同組合 「ユニック車の危険作業について」
 ①アウトリガーの設置は平坦で堅固な場所で行う
  柔らかい地盤の上にアウトリガーを設置すると、ジャッキフロートが沈んで車体が傾き、
  転倒の恐れがあります。
  作業を行う際は、必ず車体と吊荷を十分に支持できる固い地盤にアウトリガーを設置するか、
  もしくは敷板を使用します。
 ②アウトリガーは原則最大限に張り出す
  ユニック車の作業は両サイドのアウトリガーを最大限に張り出して行いましょう。
   (クレーン等安全規則70条の5
 ③坂道での作業は行わない

  ユニック車の積み下ろしは、平坦で堅固な場所で行いましょう。(安衛則161)

  そうでない場所では、ユニック車は使用せず、ダンプなどでの搬出を検討する必要があります。

 ④天井高が低い場所では作業しない
  屋内での積込みは天井にブームが当たる恐れがあり、ブームが低い状態は作業が難しくなります。
  また、屋外でも架空線に引っかける恐れもあり、作業環境の事前確認をしましょう。
 ⑤積込み作業は空車時定格荷重に基づいて行う
  前吊り作業は空車時定格総荷重の1/4以下に限られています。

  ユニック車に空車時定格総荷重が記載されていますので、確認しましょう。

 ⑥引きずり作業など、目的外の使用をしない

  ブームを伸ばして遠くにある荷物を引きずって引っ張ることは、重機の目的外使用にあたり、

  禁止です。ブームが折れたり、ワイヤーが外れるなどの危険があります。

 ⑦旋回時の作業領域内に立ち入らせない
  カラーコーンの使用、誘導員の配置など、作業領域内に第三者が入らないようにしましょう。
 
◎ソフトスリング、ワイヤーの点検・廃棄基準
 スリングやワイヤーにも日常的に点検が必要です。
 以下の点検項目を参考に、使用前や定期的に確認し、異常があれば即交換しましょう。
 また、スリングは荷重別に色分けがされていますので、吊荷に合わせて適切なスリングを
 使用することも重要です。
 
《ソフトスリング点検・廃棄基準》
  使用前、定期点検にて、以下の状態が一つでも見られる場合には交換してください。
                                                             参考資料:㈱IHS / 上記中図参照
 ①表面布・・・・アイ、本体部の表面が損傷して、心体が確認できるもの
 ②縫製部分・・・縫製部の縫糸がほつれ、心体が確認できるもの
 ③その他外観・・a)摩耗により表面布が著しく毛羽立っているもの
         b)表面布に変色、着色、溶解、溶接、腐食などの異常がみられるもの
 ④心体の異常・・触って心体が部分的に固くなったり、厚さの不均一が著しいもの
 ⑤使用期間・・・目立った損傷や外観に異常がなくても、使用期間により劣化が考えられるもの

        a)屋内環境(※1)で使用・・・使用開始から7年経過

         b)屋外環境(※2)で使用・・・使用開始から3年経過(※3)        
   ※1:常温で日光の遮られた屋内
   ※2:一日の日照時間が3時間に相当する屋外
   ※3:一般的な屋外環境での目安。紫外線・熱の影響の強い環境では短縮される
 ⑥当てもの・・・著しく損傷、破損又は変形したもの
 
《ソフトスリング最大使用荷重と色分け》JIS B8811
   最大使用荷重 ⇒ 表面布色
     0.5t  ⇒ 灰 
     1.0t  ⇒ 紫
     1.6t  ⇒ 青
     2.0t  ⇒ 緑
     3.2t  ⇒ 黄
     5.0t  ⇒ 赤
     8.0t  ⇒ 紺   ※10.0t以上は当事者間の協定による
 
《ワイヤーロープ点検・廃棄基準》
 使用前に目視で点検し、一つでも廃棄基準に達していたら、そのロープは廃棄しましょう。
                    参考資料:日本クレーン協会 / 上記右図参照
 ①断線・・・・ひとより当たりの可視断線数が以下の状態なら廃棄
   ロープ構成   ⇒ 可視断線数
     6×24  ⇒ 9本
     6×37  ⇒ 10本
     6×Fi(25) ⇒ 5本
               6×Fi(29) ⇒ 6本
 ②摩耗・・・・摩耗によって直径が5%以上減少している
 ③腐食・・・・素線表面にピッチングが生じ、あばた状になっている
 ④キンク・・・局部的によりが詰まったり、戻ったりしている
 ⑤うねり・・・著しいうねりが認められる
 ⑥つぶれ・・・著しいつぶれが認められる
 ⑦曲がり・・・著しく鋭角な曲がり方をしたもの
 ⑧きず・・・・著しいきずを生じたもの
  ※“著しい〇〇”という表現はわかりにくいので、参考資料図をご確認ください
 
 ユニック車など、作業車は工事をするにあたり、便利で重要な役割を果たしていますが、
 それだけに不備があったりすると大事故につながる危険もあります。
 点検および使用の際に”怪しいな”と思われる点があったら、即対応しましょう。
 スリングなどは消耗品として、余裕をもって予備を用意することもできますね。
 

平成30年9月度安全スローガン 交通事故のKYT

2018-09-15
 平成30年9月度安全スローガン
『交通事故防止のKYT(危険予知訓練)を行おう』
 
9月のスローガンは、当社で一番多い安全運転に関するテーマです。
またかよ、と思わず、今回は最近よく聞く危険運転についても話題に
してますので、最後までお付き合いください。
 
※参考:交通安全に関わる過去スローガン
 
《交通事故の原因TOP3》
 交通事故の原因は、ドライバーの操作ミスが主であり、
 その中でも多いのが次の三点です。
 
Ⅰ.安全不確認
Ⅱ.わき見運転
Ⅲ.動静不注視
 ※参考:(H29.3…3月の事故・事故の要因)
 
Ⅰ.安全不確認
 その名の通り、安全を確保してから走行しなかったことにより
 起きる事故原因です。
 交差点や見通しの悪い箇所、周囲の確認不足により起きる可能性が高まります。
Ⅱ.わき見運転
 運転中何かに気を取られて、前方や周囲の状況に注意を払えなくなってしまう
 ことで起こる事故原因です。
 近年では、カーナビやスマートホン操作によるものも増えています。
 運転中の携帯電話(スマホ・ガラケーでも)の操作は交通違反です。
 ドライブモード、もしくは、どうしても必要な場合は、同乗者にお願いする、
 ハンズフリーで話せるようにする、など対策をしましょう。
Ⅲ.動静不注視
 判断の甘さが原因で起きた場合、動静不注視が原因の事故となります。
 例えば、交差点での右折待ち中、対向車が来ていることに気づきながらも、
 「行けるだろう」と判断を誤り、事故になった場合などが当てはまります。
 
《交通事故防止に有効な、
  「かもしれない運転(危険予知運転)」と「防衛運転(予防運転)」》
 
◎「かもしれない運転(危険予知運転)」とは
 危険予知運転とは、あらかじめ危険を予知して事故を未然に防ぐ運転です
 『かもしれない運転』・『だろう運転』とはよく耳にしますよね。
 運転中は、起こる可能性のある危険を予測することが大切です。
  ・「停車中の車の陰から子供が出てくるかもしれない
  ・「右(左)から、自転車が飛び出してくるかもしれない
  ・「路面が濡れているから、いつものブレーキタイミングでは止まれない
    かもしれない
 
 こういった危険を予測し、心構えをすることで、数秒早くブレーキを掛けたり、
 ハンドルを切ることができるようになります。
 この数秒の違いで、大きな事故を防ぐことも可能となるのです
 
 反対に、「だろう運転」は『たぶん大丈夫だろう』と自分に都合よく思い込み、
 運転してしまうことを指します。
  ・「誰も飛び出してこないだろう」
  ・「相手の車が止まって譲ってくれるだろう」などです。
 事故が起こってしまってから、「そうなるとは思わなかった」ではすみません。
 ハンドルを握るときは常に危機感を持って「かもしれない運転」をしましょう。
 
◎「防衛運転(予防運転)」とは
 防衛運転とは、自らを事故から守る運転を言います。
 自分から事故を起こさない運転はもちろんですが、追突事故などの
 もらい事故や、事故後の二次被害などに遭わないための運転方法でもあります。
 時間に間に合わないなど、気持ちに余裕のない運転や冷静さに欠けた運転などは、
 事故を起こす確率が高くなります。
 このような時こそ、予防運転を心がけることが重要です。
 ハンドルを握る前に気持ちを落ち着かせてから、車を発進させましょう
 
《交通事故を未然に防ぐために注意すべき5つのこと》
 危険予知を行うために、特に注意すべきことをご紹介します。
 
1.子供の動きに注意
 子供は大人が思いつかないような行動をとるため、十分に注意する必要があります。
 例えば、歩道を歩く子供が、何かを見つけ、突然車道に飛び出すことも考えられます。
 また、縁石の上を歩いたりもしますよね。(←よくやった)
 子供の近くを走行するときは徐行したり、すぐブレーキを踏めるようにしましょう。
 
2.停車中のバスに注意
 前方にバスが停車中、右側から追い越しをかけることがあります。
 その際、バスの前から人が横断する可能性もありますので、慎重に走行しましょう。
 
3.自転車に注意
 車道を走っている自転車にも注意が必要です。
 突然の方向転換や、車の存在に気づかず車道に飛び出す場合もあります。
 子供や高齢者の自転車運転は特に注意が必要です。
 車間距離を十分とり、万が一の時にブレーキを踏めるようにしましょう。
 
4.左折巻き込みに注意
 左折時の巻き込み確認も怠らないようにしましょう。
 自転車や二輪車だけでなく、横断歩道横断中の歩行者の巻き込みにも注意です。
 ミラーだけでなく、目視の確認もきちんと行いましょう。
 
5.夕暮れ時・明け方に注意
 夕暮れ時や明け方は薄暗く、人や自転車などを認識しづらい時間帯です。
 目が周囲の明るさに適応しにくくなる状態なので、十分注意を払いましょう。
 
《煽り運転の対処・対策方法》
 最近、耳にすることも多くなった『煽り運転』、痛ましい事故もありました。
 今回は煽り運転への対処についても会議しました。
◎煽り運転をされたら?
 煽り運転をされた場合、相手にせず、道を譲るのが一番の対処方法です。
 道を譲れない場合なども同様です。相手にしないこと。
 煽り返しなどもってのほかです!
 会社の車には社名と電話番号も入っています。
 気を引き締めて、安全で紳士的な運転を心がけましょう
 
◎ドライブレコーダーの設置
 煽り運転にかかわらず、動画撮影は事故が起きた場合の証拠映像にもなり、
 有効な手段といえます。
 ドライブレコーダーを搭載した車も増え、“ドラレコ撮影中”などのステッカーも
 ありますね。
 このように“録画中である”と周知させることで、煽り運転を躊躇させる効果も期待できます。
 
 いかがでしょうか。
 安全運転をするためには、車のメンテナンスやドライバーの心身の健康なども大切ですが、
 起こりうる危険をあらかじめ予測し、事故を回避することも重要なのではないでしょうか。
 
 自動車は、ドライバーが“大したスピードではない”、と思っていても、
 人や物にぶつかると大きな衝撃を与えてしまいます。
 常に『かもしれない運転』や『予防運転』を心がけ、事故を未然に防ぎましょう
 運転に自信がない人も慣れている人も、KTY(危険予知訓練)』を行って
 改めてどのような危険が潜んでいるのか確認してみてはいかがでしょうか?
 
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株式会社大野信号設備工業
〒273-0134
千葉県鎌ケ谷市西佐津間1丁目7番地29号
TEL.047-445-0603
FAX.047-445-1628
1.交通信号機の設置工事
2.とび・土木工事業
3.産業廃棄物の収集運搬業
4.上記各号に付帯する一切の業務

千葉県知事許可(特定)第3239号
電気工事業
千葉県知事許可(一般)第3239号
とび・土木工事業
千葉県知事許可 第01200178218号
産業廃棄物収集運搬業許可
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