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株式会社大野信号設備工業
〒273-0134
千葉県鎌ケ谷市西佐津間1丁目7番地29号
TEL.047-445-0603
FAX.047-445-1628
1.交通信号機の設置工事
2.とび・土木工事業
3.産業廃棄物の収集運搬業
4.上記各号に付帯する一切の業務
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千葉県知事許可(特定)第3239号
電気工事業
千葉県知事許可(一般)第3239号
とび・土木工事業
千葉県知事許可 第01200178218号
産業廃棄物収集運搬業許可

安全への取組み~安全スローガン~

安全スローガン

平成29年6月度安全スローガン

2017-06-05
はしご使用写真
6月度安全会議
 6月です。一年の半分が過ぎようとしています。早いですね。。。
折り返し地点、この半年を振り返りつつ、今月のスローガンです。
 
○平成29年6月度安全スローガン
 『墜落・転落災害を未然に防ぐ ~はしご・脚立編~』
                        
 信号工事では高所での作業はつきものです。
 今までの安全スローガンでも2度取り上げています。
 高所作業車の作業もありますが、じつははしごを使う作業も多いのです。
 信号柱の上部での作業、歩行者灯器にかかる作業、はしごを使用しています。
    (※写真1枚目参照 地上高7mくらいの高さ・3段梯子使用)
 今月は、とても身近な用具、はしご・脚立からの墜落・転落災害についてです。
 
 《はしご・脚立等に関する災害》 
 はしごや脚立は一般家庭にもみられるような、ごく身近な用具です。 
 それゆえ、危険をさほど感じずに使っている場合も多いのではないでしょうか。
 しかし、墜落・転落災害の原因で一番多いのが「はしご・脚立等からの落下」
 なのです。
 骨折などの重篤な災害が多く、死亡災害となるケースも少なくありません。
 今一度、使用しているはしご・脚立を点検し、使い方も見直す必要があります。
 
 《災害発生原因事例》
 ここで、実際に墜落転落災害となった事例と、その対策を挙げてみましょう。
【はしご①】
  事例:はしごから身を乗り出した、など、はしごの上でバランスを崩し墜落 
  対策:はしごに代わるより安全な方法を検討する(可搬式作業台、高所作業車)      
【はしご②】
  事例:はしご脚部が滑り、はしごが転位して墜落した
  対策:はしごの上端または下端をしっかり固定、脚部の滑り止めを点検する
 【はしご③】
  事例:はしごの昇降時に手足がすべり墜落
  対策:はしご踏み面に滑り止めを付ける、耐滑性のある靴・手袋をする
 
【脚立①】
  事例:脚立の天板に乗って作業中、バランスを崩して墜落
  対策:そもそも脚立天板は乗るところではありません
     より安全な代替策を検討すること!
【脚立②】
  事例:脚立の天板をまたいで乗った状態で作業中、バランスを崩した
  対策:脚立にまたがる状態はバランスを崩すと体勢を戻すのが難しい
     脚立の片側で天板から一段下に乗って作業をすると、重心を脚立に
     預けられて3点支持(※)がとりやすい
【脚立③】
  事例:手に荷物を持って昇降しようとし、バランスを崩した
  対策:身体のバランスを保持できるよう、昇降時は手荷物は持たない
     
 ※3点支持…両手、両足の4点のうち、3点により体を支えること 
 
 《はしご・脚立の安全使用のポイント》
 次に、はしご・脚立を安全に使用する際のポイントです。
 
【はしごの安全使用ポイント】
 □ はしごの上部・下部の固定状況を確認しているか
   (固定できない場合、他者が下部を支えているか)
 □ はしご脚部に滑り止め(転位防止措置)をしているか
 □ はしご上端は上端床から60cm以上突出しているか
 □ 立てかけ角度は75°程度になっているか
 
【脚立の安全使用ポイント】
 ◎210cm以下の脚立
   ⇒天板より1段下の片側踏み面に立ち、天板に重心を預けて3点支持を保つ
 ◎240cm以上の脚立
   ⇒天板より2段下の片側踏み面に立ち、重心を預けて3点支持を保つ
    2m上での作業時はヘルメットだけでなく安全帯も着用すること!
 
【墜落時保護のためにヘルメット・安全帯を着用すること】
 ◎はしご等からの墜落・転落死亡災害において、頭部の負傷が最も多く、
  うち約8割が保護帽(ヘルメット)未着用 という統計もでています。
  ちょっとだから、すぐ終わるから、など、油断することなく、常に万全の
  対策を講じて作業にかかりましょう。
 
  ※ヘルメットについては今年の2月安全スローガンで取り上げています
  ※安全帯については28年5月、29年1月のスローガンを参照ください
 
 当社でもはしごは多数所持しておりますが、先日3段梯子を新調いたしました。
 ご参照いただいた1枚目の写真のとおり、地上7mでの柱上作業で使用します。
 もちろん、ヘルメット、安全帯、下部に補助者がおり、誘導員も配置しています。
 もしこの高さで脚部が滑り、はしごが転位・転倒したら、どうなるでしょう。
 周りの作業員だけでなく、第三者にも被害が及ぶかもしれません。
 作業中だけでなく、用具の点検も含め、日ごろから安全への心構えが重要です。