安全への取組み~安全スローガン~
安全スローガン
平成29年4月度安全スローガン
2017-04-03
4月、新年度になりました!
工事が一段落するこの時期は、当社ではみな一斉に有給休暇を取得します。
年度末の疲れを残さないよう、リフレッシュするのも仕事のうちということで。
では、今月のスローガンです。
○平成29年4月度安全スローガン
『前年度の疲労をケアし、作業に備える環境・身体づくり』
今回は主に腰痛について会議しました。
腰痛予防の身体づくりでは、昨年3月のスローガンにも取り上げていますが、
今回は作業管理や作業環境などにも着目してみました。
《職場の腰痛対策》
1.作業管理
作業に伴う労働者への負担を減らすため作業内容・方法の見直し、適切に管理する
①自動化・省力化
・作業の一部や全部を自動化、機械化をして負担を軽減
・自動化が難しい場合は補助具を導入
②作業姿勢、動作
・中腰やひねり、前かがみなど、不自然な動作をとらない
・同じ姿勢を長時間とらない(休憩をはさむ)
・急激な動作を控え、目線も動作に合わせて移動する
・動作と同時に声を出すのも効果あり「よっこいしょ」など
③作業標準
・作業時間、作業量、作業方法などを明確に示す
・ほかの作業と組み合わせ、できるだけ反復作業をさける
④休憩・その他
・十分な休憩時間と休憩スペースを確保
・腰痛ベルトをする、作業に適した服装、靴を着用する など
2.作業環境管理
①温度
・室内では寒さを感じないよう室温を調整
・屋外では防寒着や暖房設備などを設ける
②照明
・作業場所、通路、階段、機械類などがはっきりとわかるよう照度を確保
③作業床面
・すべり、転倒などを防止するため床面は凹凸、段差がないようにする
④作業空間
・動作に支障がでないよう、作業場、事務所、通路は十分な広さを確保
⑤設備配置
・設備や作業台は、適切な作用位置、作業姿勢が確保できるようにする
※1、2の項目は工事の一段落した今だからこそ見直せることでもあります。
今一度、作業に「ムリ、ムラ、ムダ」がないか確認しましょう。
3.健康管理
①健康診断
・重量物取扱いなど、腰部に著しい普段がかかる業務に従事する労働者には、
定期的に健康診断を行う
・労働者の健康維持に必要と認める場合は、作業方法改善、時間短縮など、
必要な処置をする
②作業前体操と腰痛予防体操
・始業前の準備体操・終業時の整理体操をし、筋肉をほぐす
・腰痛予防体操を日ごろから行う
4.労働衛生教育
①労働者に対して、事前に腰痛予防のための労働衛生教育を行う
②腰痛予防には職場内の対策だけではなく、日ごろから栄養バランスや規則正しい
生活習慣を心がけるよう指導する →2016年3月度安全スローガン
今回の内容を受け、全体への意識づけのため、今までは各自でやっていた作業前の
準備体操を全員で行うことにしました。
健康は日々の積み重ねで保つことができます。
今年度も病気、怪我のないよう、従業員全員で取り組んでまいります!